海外ベンチャーのアイデアを町工場が実現へ 東京都・大田区 犬猫向け高機能車いすなど

 東京都大田区は22日、区内の町工場と海外のベンチャー企業との連携強化に向けた取り組みを始めた。ベンチャー企業が持つアイデアを区内の町工場が持つ高度なものづくり技術とを結びつけ、ベンチャー企業の早期事業化と、下請け依存体質からの脱却を図る町工場の経営基盤強化を後押しする。

 この取り組みでは3件の連携プロジェクトが採択され、同日、大田区の川野正博副区長から採択に関する認定証が海外ベンチャー企業の代表者に手渡された。大田区は3件合計で最高1500万円を助成する。

 マレーシアのプトラ大学発環境ベンチャー、アセットイノベイツは、ケナフの茎から繊維を抽出しやすくするための酵素液を開発。その酵素液を生産するための装置を、ものづくり支援を手がけるI・OTA(アイオータ、大田区)と共同で開発する。

 タイのものづくりベンチャー、アイベットは警護用品開発のサンリキ(同区)と犬猫向け高機能車いすを共同で開発。シンガポールの無人飛行機(ドローン)ベンチャーのレッドドットドローンも制御機器試作開発の江和テクノ(同区)と複数機を同時に制御できるシステムの開発に取り組む。

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