北海道震度7地震 携帯大手は早期復旧 船舶型や大規模基地局 国内で初運用

 北海道地震で、携帯電話大手3社の復旧作業がほぼ完了し、土砂災害のあった一部を除いて道内の携帯電話の利用状況は回復した。道内全域で長時間の停電が発生するなど異例の事態に対し、各社は全国から技術者や資材を集め、早期復旧を果たした。

 KDDI(au)は海底ケーブルの敷設船「KDDIオーシャンリンク」を派遣し、日高町沖で、8日から11日まで国内で初めて携帯電話の「船舶型基地局」として運用した。

 陸上の基地局を結ぶ光ファイバーが故障し、復旧までの代替手段として利用された。実験段階の想定では利用エリアは半径数キロとしていたが、実際には最大半径20キロまで広がり、日高町の沿岸部を広範囲にわたってカバーできたという。

 11日以降は苫小牧港(苫小牧市)に移動し、非常食や携帯電話の充電装置などの支援物資を運搬した。

 NTTドコモは発生当日の6日から7日まで、釧路市内で広範囲をカバーできる大ゾーン基地局を初めて稼働させた。

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