「第4のチョコ」まで登場 拡大するチョコ消費、販売好調の理由は?

コンビニ、チョコ品ぞろえに注力

 小売りの最前線、コンビニエンスストアもチョコ人気を見逃さない。ローソンはルビーチョコを使った「Uchi Cafe プレミアムルビーチョコレートのロールケーキ」を9月25日から発売。「発売から4週間で110万個を売り切る」と涌井和広・上席執行役員は自信を見せる。

 ファミリーマートは会員制交流サイト(SNS)で話題のチョコミントファンを指す「チョコミン党」とのキーワードに着目。今年はチョコミント味のフラッペ、パン、菓子など約30種類の商品を販売。ミニストップは発売時期の問い合わせが殺到するほどの人気という「ベルギーチョコソフト」を今年も発売した。

 日本チョコレート・ココア協会によると、チョコの1人当たりの年間消費量は15年の1・84キロから29年には2・16キロに増大した。「チョコの健康的な側面が受け入れられており一過性のブームではなくベースが上がったといえる」(同協会)と歓迎する。

 ただ、嗜好(しこう)品としての性格上、「人気の移り変わりに左右されやすい」(業界関係者)側面も指摘される。和菓子などスイーツの選択肢は多く、競合がひしめく中で定位置をこれからも確保していけるかどうか。業界の動きから当分目が離せそうにない。(経済本部 柳原一哉)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ