KYB 制振装置の交換費、補償費用…損失膨張は必至

 参考となるのが、27年に免震偽装が発覚した東洋ゴム工業のケースだ。27年1~3月期連結決算で、交換用の装置約3千基の費用や工事費として、140億円の特別損失を計上。これに補償費用なども加えるなどして、30年6月中間期までの合計で約1400億円の損失を計上した。

 KYBも同様に補償費用が膨らむことを想定しているが、業界に詳しいアナリストからは、「1千億円を超える補償費用が発生しかねない」との声が早くも上がっている。主力行のみずほ銀行は「ガバナンス(企業統治)や品質管理面の修正が前提だが、支えていく」との方針を示している。(飯田耕司)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ