平成最後の年賀状、受付開始 販売ノルマの廃止で引き受け枚数への影響に注目

 平成最後の年賀状の配達受け付けが15日、全国一斉に始まった。日本郵便は郵便局の年賀はがきの販売枚数目標となる「指標」を平成31年用から廃止しており、引き受け枚数への影響が注目される。

 31年用の当初発行枚数は前年比7.1%減の24億21万2千枚とした。これまでは局員に販売目標が割り当てられていたが、不足分を自分で購入して金券ショップなどに転売するケースが相次ぎ、販売ノルマを廃止した。

 31年用は元号が改まる特別な年として、お年玉くじの抽せんを2回実施する。日本郵便は、元日に届けるためには25日までに差し出してほしいと呼び掛けている。

 この日、東京都千代田区の東京中央郵便局に設置された年賀状用に特設されたポストに約200枚の束を投函した男性(89)は「はがきだと、思い出が残る。数は少なくなったが、親戚や友人には毎年出している」と話した。

 年賀はがきの発行枚数は16年用で44億5936万枚のピークを迎えたが、電子メールやSNSで年賀のあいさつを済ませる若い世代の“年賀状離れ”で苦戦が続く。30年用の総発行数は29億6526万6千枚で、9年連続のマイナス。引き受け枚数は前年比6.2%減の20億9778万7千枚だった。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ