100億円バラマキ10日間で終了…『ペイペイ』大誤算 識者「悪い印象与えてしまった」

 間に合わなかった人も多いのでは。ソフトバンクとヤフーの合弁会社が始めた電子決済サービス「PayPay(ペイペイ)」は100億円の「バラマキキャンペーン」を打ち出したが、来年3月までの予定が大幅に前倒しされ、10日間で打ち切りとなった。高額還元が話題となったが、トラブルも多かった。ペイペイは新たなキャンペーンを実施する予定だが、ユーザー定着へまたバラマキをやるのか。

 「皆様に予想を上回るご愛顧をいただきまして、誠にありがとうございます」

 ペイペイは13日深夜、ホームページ上で購入額の2割分のポイント還元や最大10万円タダの可能性のあるキャンペーン終了を発表した。4日から来年3月末までの予定だったが、わずか10日で100億円分を使い切ったことになる。

 13日午後にはネット上で、キャンペーン終了の内部情報がリークされ、これを知ったユーザーが「駆け込みペイペイ」に殺到、アクセス障害を引き起こした。

 キャンペーン期間中は、家電量販店には、高額還元や転売を目的とした大量購入も話題となった。利用者の増える昼や夕方の時間帯、休日にはアクセス障害が発生し、多重決済などのトラブルも相次いだ。

 ペイペイのバラマキは、LINE(ライン)や楽天、NTTドコモなどがスマートフォンによるQRコード決済事業で先行するなか、出遅れを取り返す秘策だった。

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