「ソフトバンク株」まさかの大コケ 通信障害で携帯解約2万件…時価総額1兆円吹っ飛んだ 「ファーウェイとの関係が最大の懸念」

 スタートで大コケしてしまった。携帯電話大手ソフトバンクは、新規株式公開(IPO)初日から売りが殺到、公開価格から14・5%も下げて取引を終えた。時価総額は公開価格時点から1兆円超が吹っ飛んだ。6日の大規模通信障害後に発生以降に携帯サービスで1万~2万件の解約ラッシュがあったことも判明。なぜこんなことになったのか。

 20日の市場では朝方に106円安の1176円まで急落した後、前日終値近辺でもみ合った。

 上場前には「情報敏感家族は、もう知っている」というキャッチコピーのテレビCMも大々的に流されたが、この家族はIPOがこんな惨状になることも知っていたのだろうか。

 株の売却で過去最大規模の約2兆6000億円を調達した親会社のソフトバンクグループ(SBG)や、手数料収入を稼いだ幹事証券会社は儲かったが、個人を中心としたほとんどの投資家は含み損を抱えた計算で、ソフトバンクの証券コードをもじって「9434(串刺し)にされた」との悲鳴もネット上では上がった。

 華々しい上場初日を迎えるはずだった同社の宮内謙社長は、19日の記者会見で、「市場の反応を真摯(しんし)に受け止める。ここをスタート地点にして企業価値向上に努める」と述べた。

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