「ソフトバンク株」まさかの大コケ 通信障害で携帯解約2万件…時価総額1兆円吹っ飛んだ 「ファーウェイとの関係が最大の懸念」

 情報漏洩(ろうえい)の懸念が国際的に指摘されている中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)などの製品についても言及。第5世代(5G)移動通信システムの通信網の整備に関し「コア(中核)の部分については欧州企業に変えざるを得ない」として、事実上排除する考えを表明した。

 人間経済科学研究所執行パートナーで国際投資アナリストの大原浩氏は、「ソフトバンクとファーウェイの関係が投資家に懸念されたことが最大の要因ではないか。ソフトバンクは米国でも事業を展開しており、排除対象になるリスクが意識された可能性がある」と指摘する。

 上場に至る経緯やその内容についても、不可解な点があったとみる。

 「孫氏が『親子上場』を言い出したのも唐突な印象で、資金繰りに問題があるのではないかと思わせた。高い配当をうたい、2兆6000億円もの資金を集めておきながら、85%の配当性向で投資家に渡してしまうという意味もよく分からない」と大原氏。

 また、宮内氏は6日に起きた大規模な通信障害を陳謝し、発生以降に携帯サービスで1万~2万件の解約があったと明らかにした。

 前出の大原氏はこう警告した。

 「これだけ注目されて、市場から資金を集めたソフトバンク株が急落したことで相場全体への悪影響が心配だ。『ソフトバンク・ショック』をしばらく警戒する必要がある」

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