ゴーン容疑者出廷 日産は「すでに決別」「サプライズなかった」

 もっとも日産にも気がかりな点はある。日産の株式の43%を保有するフランスの自動車大手ルノーは依然としてゴーン容疑者の最高経営責任者(CEO)職を解任せず、ルノーで影響力を残す可能性が消えていないことだ。

 筆頭株主であり、企業連合を組むパートナーでもあるルノーとの足並みの乱れは放置できない。このため、日産は昨年12月中旬、内部調査の結果をルノーに直接説明したいと提案したが、ルノーは「弁護士を通してほしい」と拒否した。その後、ゴーン容疑者が特別背任容疑で再逮捕されたため、日産関係者は「虚偽記載よりインパクトがあり、(ルノー側の対応が)少し変わってくる」と期待しているが、情勢は不透明だ。(高橋寛次)

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