仏大統領 ルノー、日産の「バランス維持」主張

 【パリ=三井美奈】フランスのマクロン大統領は27日、日産自動車と仏ルノーの企業連合について、「バランスを維持するよう細心の注意を払う」と述べ、資本関係は変更すべきでないとの立場を示した。訪問先のエジプトでの記者団への発言で、仏メディアが報じた。

 企業連合については、日産が「ルノー優位」の関係を見直したい意向とされ、仏側で警戒が高まる中で、大統領は改めて「現状維持」を主張したものだ。ルノー会長を辞任したゴーン被告の逮捕については、「個人の問題」であり、連合のあり方とは関係ないとも述べた。仏政府はルノーの筆頭株主。

 大統領はまた、ゴーン被告について、「法が定める最低限の処遇が受けられているかが気になっている。勾留が長く、状況が過酷だと思った。安倍晋三首相にそのことを何度か伝えた」と述べた。大統領は25日、安倍首相と電話会談した。

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