一体何をやった? 今さら聞けないカルロス・ゴーン事件の真相

 熱が出た、雑誌を読んだ、寒いと言った、やせて頬がこけた…今、日本一注目されている“塀の中の男”カルロス・ゴーン被告。どうやら“何かのズル“をしたようなのだが、それがなぜ一国を揺るがすような大事件になったのか。あなたの「今さら聞けない」に答えます。

 この1月18日で、カルロス・ゴーン被告(64才)の逮捕から2か月が経った。連日、新聞やテレビでも飽きるほどに報じられてもいる。それなのに、いまだに「なぜゴーンさんが捕まっているのか、さっぱりわからない」(40代主婦)という人も多いはずだ。

 事件の核心がなぜわかりにくいのか。それには、ちゃんとした理由がある。1つは、ゴーン被告の不正の疑惑が全世界にまたがっていること。

 「ゴーン氏はブラジル生まれ、レバノン育ちなので『二重国籍』でした。さらに、当時はフランス国営だった自動車会社『ルノー』の重役に就任するために、フランス国籍も取得。その上、税金の安いオランダに住所を置いているとも報じられました。もちろん日本にも自宅がある。サウジアラビア人の知人の会社に不正にお金を渡した疑惑もあります。

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