米中首脳、来月に会談 トランプ氏、貿易合意意欲 交渉期限の延長意向 ファーウェイも議論

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は22日、中国との貿易協議について3月1日の交渉期限を延長した上で、3月中に中国の習近平国家主席との首脳会談を米南部フロリダ州で開き、最終決着を目指す意向を表明した。トランプ氏は「恐らく合意に達する可能性の方が大きい」と指摘。米中両政府は22日までの予定だった閣僚級協議を2日間、延長することを決めた。合意事項に関する「覚書」の作成などを急ぐ見込みだ。

 トランプ氏は22日、ホワイトハウスで中国の劉鶴副首相と会談し、「為替については合意した」と記者団に話し、同日までに中国の通貨・人民元の為替問題で妥結したことを明らかにした。米メディアによると、米中は為替など6分野の合意事項を記載した覚書の準備を進めている。

 トランプ氏は習氏との会談場所について「多分、マールアラーゴ」と述べ、フロリダ州にあるトランプ氏の別荘施設で会う意向を示した。米中は「中国の構造改革をめぐり溝がある」(交渉筋)とされ、トランプ氏はトップ会談を通じて中国側と事態打開を探る考えを重ねて示してきた。

 昨年12月の首脳会談では、3月1日まで米国の対中関税引き上げ凍結で合意。米CNBCテレビは次回首脳会談を「3月下旬」で調整していると報じた。トランプ氏は交渉期限について「協議が実質的に進展しているのなら、延長は不適当ではない」とし期限延長に傾いていると話した。

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