月岡・石油連盟会長「安定供給が損なわれることはない」 米国のイラン産原油全面禁輸方針で

 石油連盟の月岡隆会長(出光興産会長)は25日の記者会見で、トランプ米政権が22日にイラン産原油の全面禁輸を発表したことについて、「石油(元売り)各社は代替原油の調達に向けた対応を行っており、原油の安定供給が損なわれることはない」と述べた。輸入継続に向けて米国と協議してきた日本政府とも、引き続き連携するとした。

 月岡氏は「日本は無資源国で、ソース(供給源)の多様化は大変重要だ。そういう意味では(米国の発表は)残念なことだ」と語った。またイラン産原油には「(割安という)価格優位性があったので、代替がきけばいいという問題でもない面がある」とし、調達コスト上昇を危惧した。

 原油相場への影響については「まだ(産油国に)生産余力がある」と指摘。今後数カ月は、指標となる米国産標準油種(WTI)は足元の1バレル=65ドルから上下5ドル程度の値幅で推移するとの見通しを示した。

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