NY株、一時700ドル安 世界景気の後退懸念

14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は急落し、前日からの下げ幅が一時700ドルを超えた。景気後退の予兆とされる長短金利の逆転が起こり、世界的な景気後退への懸念が強まった。午後2時半現在は前日比679・25ドル安の2万5600・66ドル。ハイテク株主体のナスダック総合指数は216・28ポイント安の7800・08。

 中国が14日発表した7月の工業生産の伸び率は17年5カ月ぶりの低水準だったほか、ドイツが3四半期ぶりのマイナス成長となった。米中貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱問題を背景に、世界経済に不透明感が高まった。

 米債券市場では、10年債の利回りが2年債を下回る「長短金利の逆転現象(逆イールド)」が生じた。ロイター通信によると、リーマン・ショック前の2007年6月以来、12年ぶり。

 お金を貸す期間が長いほど貸し倒れのリスクが大きくなるため、通常は期間が長いほど金利が高くなる。(ニューヨーク 共同)

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