JR西 長谷川一明副社長が昇格し社長へ

 JR西日本は28日、長谷川一明副社長(62)が12月1日付で社長に昇格する人事を発表した。来島(きじま)達夫社長(65)は代表権のない取締役副会長に退く。2025年の大阪・関西万博やJR大阪駅北側の「うめきた2期」開発など今後の成長機会が見込まれる一方、労働者不足など経営環境が大きく変化しており、体制の若返りを図る。

 来島社長は同日の記者会見で、交代の理由について「5年、10年先を考えたときに、経営環境の変化を踏まえ、新たな体制で果敢にチャレンジするときに来ていると判断した」と語った。

 トップ交代は通常、6月の定時株主総会に合わせて行われることが多く、この時期の交代は異例だが、来島社長は「グループにとり、最適なタイミングを選んだ」と述べた。

 長谷川氏は「中期経営計画や安全行動計画の着実な推進に全力を傾ける」と抱負を述べた。社長就任は10月初旬に打診されたといい、自身が適任かを自問自答し「すぐには返答できなかった」とも明かした。

 長谷川氏は三重県出身。岡山支社長、近畿統括本部長などを経て、平成28年から副社長を務めている。

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