スマホ決済「ペイペイ」が金融サービスを年内に開始 加盟店との連携強化でスーパーアプリ化も加速

 ソフトバンクグループ傘下でスマートフォン決済を手掛ける「ペイペイ」(東京都千代田区)は17日、令和2年中に金融サービスを開始すると発表した。個人向けの少額ローンや保険、投資商品などを取り扱う予定。決済機能をてこに1つのアプリで複数のサービスを提供する「スーパーアプリ」化を目指す。

 ペイペイの金融サービスは複数の金融機関と連携し、提供元の枠を超えた金融商品をそろえる計画。スマホ上で契約することができ、例えば保険では、審査もスマホ上の申請で完結できる仕組みにする。中山一郎社長は「暮らしに密着したサービスを提供していく。その1つが金融サービスだ」と話した。

 ペイペイは利用者数が2300万人まで拡大しており、昨年12月の決済回数は1億回を超えた。大手チェーンを含めた導入店舗は185万カ所で、そのうち80万カ所を個人経営などの小規模店舗が占めており、政府の消費税増税に伴う還元施策も追い風にして、地方にも利用を広げている。

 また、ペイペイは2月1日から29日まで、すき家や吉野家、松屋をはじめ、全国6500店舗以上の大手飲食チェーンと日本コカ・コーラが設置する21万台以上の自動販売機を対象に、40%を還元するキャンペーンを実施する。1回あたりの上限は500円相当で、期間中で総額1500円分までを付与する。

 中山社長は「スマホを使った飲食店の予約注文サービスなどもぜひやりたい」と、加盟店との連携を強化し、サービスを拡充させる考えを示した。

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