映画「ジョーカー」撮影のスタッフも参加 アップル、春節を前に短編ムービー

 中国が春節を迎えるのに合わせて、IT大手のアップルが全編を「iPhone 11 Pro」で撮影した短編ムービーを公開している。同社が自社の売れ筋商品の性能をアピールするために作品を作るのは珍しいことではないが、今回は制作陣が注目を集めているようだ。

 中国向けのアップル公式サイトで公開されたのは、中国を舞台にした約8分の動画「Daughter」だ。主演は中国トップクラスの女優、周迅(ジョウ・シュン)。日本では11日から、動画共有サービスのユーチューブでも視聴できるようになった。家を飛び出し、幼い娘を連れてタクシードライバーとして働くシングルマザーを主人公に、春節シーズンに沸く街の様子と親子の絆を描いている。

 ネットユーザーの間では、心温まる物語だけでなく、豪華な制作陣も話題になった。NASAの功績を影で支えた黒人女性らの物語、米映画「ドリーム」(2016年)のセオドア・メルフィ氏が監督を務めており、人気コミック「バットマン」の悪役に焦点をあてた米映画「ジョーカー」(2019年)のローレンス・シャー氏が撮影を担当しているためだ。

 本編とともにメイキング映像も公開され、スマホ本体を固定する三脚やガンマイク、照明機器を駆使しながらiPhoneで撮影したことが明かされている。だが、主人公と母親が口論する緊迫した場面を撮影する際は、シャー氏がiPhoneを両手で構えて撮影していたようだ。映像のブレを少なくする「ジンバル」などの器具を使わずに迫力あるシーンを撮ったことについて「まさかの素の手持ち。すごい!」などと驚く声がツイッターであがっていた。

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