エアバス関連仕事量増加で新工場建設へ 多摩冶金

 金属熱処理加工の多摩冶金(東京都武蔵村山市)は、同市内に航空機部品の熱処理を行う新工場を新たに建設する。投資額は土地と建物で10億円、設備などで2億円。4月に着工、年内の操業開始を目指す。

 多摩冶金は、国内大手重工メーカーなどを通じて、欧州エアバス社の次世代型旅客機「A320ネオ」に使われるエンジン部品の熱処理を手掛けている。同機は高い燃費効率などが航空会社から評価され、世界規模で受注が伸びている。

 多摩冶金の本社工場内には専用の熱処理釜などが数多く設置されているなかで、部品の材料が所狭しと並んでおり、「現在の生産設備では15年以上稼働しても納品しきれない状態」(山田真輔副社長)という。

 新しい工場は本社工場から徒歩10分ほどの場所にあり、敷地面積3千平方メートルの土地、延床面積2千平方メートルの平屋建て(一部2階部分あり)の建物を建設する。新工場は主に航空機部品や量産向けの部品を扱い、本社工場は「一品もの」と呼ばれる特殊用途のものや試作品の開発に特化させる方針だ。

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