「ビルボードを呼んできたサラリーマン」 北口正人さん

 そして昨年11月、長年の夢が実現した。甲子園球場にロックバンド「安全地帯」を迎えコンサートが開催されたのだ。ファン約3万8千人が詰めかけ大成功に。阪神電鉄の採用面接で「甲子園球場でイベントがしたい」と答えてから35年がたっていた。「自分の夢を会社に認めてもらうことができれば、会社員の立場を生かして実現できる。働き方改革で副業も認められる傾向にありますが、好きなことを本業にすればいい」と若者にエールを送る北口さん。鉄道会社に入社したのに、音楽業界を歩んできた会社人生をまとめた著書を刊行したばかりとあって、「『billboardを呼んできたサラリーマン~電鉄会社の傭兵たちが作った夢の棲家』を読んでもらえれば」とちゃめっ気たっぷりに話した。

【プロフィル】きたぐち・まさと 昭和36年、大阪府出身。59年に和歌山大を卒業し阪神電気鉄道に入社。卒論のテーマは「ジャズとアメリカ経済史の関係」だった。新規事業推進室部長を経て平成28年4月から阪神コンテンツリンク社長。

【会社概要】阪神コンテンツリンク 阪神電鉄の子会社で「ビルボード」などの音楽事業のほかプロ野球・阪神タイガースのコンテンツにかかわる事業、広告代理業、映像制作などを手がける。

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