地方空港つなぐ路線強化へ スカイマーク新社長が就任会見

 スカイマークの新社長に就任した洞駿(ほら・はやお)氏は13日、東京都内で記者会見を開き、神戸空港など同社の拠点空港を起点に地方空港同士をつなぐ「“ローカル・ツー・ローカル”を拡大していかなければいけない」と抱負を述べた。全日本空輸や日本航空の大手2社や格安航空会社(LCC)との差別化を図りながら、路線拡大に向けて機材選定が重要課題との認識を示した。

 洞氏は国土交通省航空局長、国土交通審議官などを経て、全日空に移り経営に参画した経歴を持つ。同氏は、スカイマークの拠点空港である神戸空港の発着枠が拡大されたとして、「それに応じて神戸-羽田線で新幹線より遅い時間に到着できるようなダイヤを出した」と強調した。その上で、「神戸を起点に、多方面に路線を張りお客さまに乗っていただける余地は十分ある」と言明した。ただ現在、運航中の機材が29機にとどまり、機材繰りに制約があるとして、「次の機材をどうしていくか重要だ」と強調した。

 昨年、同社として初の国際定期便となる成田-サイパン線の運航を開始した。国際線戦略では、「LCCと競合する路線は非常に厳しい。運賃競争に陥って共倒れになる可能性が高い」との考えを示した。その上で、「過度な競争にならない市場を勉強し、開拓していきたい」と述べた。

 昨年には東京証券取引所に株式の再上場を申請したが、見通しに関しては「業績拡大へ知恵を出していかなくては」と述べるにとどめた。

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