ITベンチャーと老舗蔵元が協業し、クラフトビールに参入 FB元日本法人代表の構想とは

 木内酒造の木内洋一社長は、今回のコラボについて、「長谷川さんの人柄を信用した。ITとクラフトビールのコラボレーション、もしかしたらおもしろいかもしれないと思った」という。もちろん品質は妥協せず、「本当にクラフトビールが好きな人も、良く知らない人も、ビール嫌いな人でも飲める、というコンセプト」に挑戦。今後も改良は続けたい、と意気込みを見せた。

 長谷川氏は数年前、米・カリフォルニア州の飲食店でクラフトビールを飲み、「なんだこれは」と思う衝撃的な体験をしたという。その原体験を元に国内市場を見渡せば、米国から吹いたクラフトビール人気という追い風もある。

 「造り手と協業してブランドを立ちあげ、消費者と造り手をテクノロジーでつなぎ、人の生活を豊かにすることなどを通じて、日本のものづくりを体現するブランド群を生み出す」という起業コンセプトの中で、第1弾ブランドとしてクラフトビールに着目した。

 長谷川氏は「消費財や食品・アルコール業界は、店頭に並んだ棚から消費者に選んでもらい、また次に選ばれるのを待っている」と分析。立ち上げたブランドでは「ファンになってもらった人たち(定期購入者)と継続的関係をつくる」とし、クラフトX購入者の意見を「テクノロジー(IT)を通じて集めて、ものづくりに高速で反映していく」方針だ。

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