吉野家と松屋が割引で火花 牛丼チェーン深夜は弁当販売 SNSでは“飯テロ”も

 新型コロナウイルスがもたらす経済の混乱が、不況に強いといわれる牛丼チェーンの営業にも影響を与えている。各社は夜から早朝にかけて店内での料理の提供を中止したり、アルコールを提供する時間を制限したりするなどの対応に追われた。その一方、テイクアウトの需要は増えているようで、SNSでは美味しそうな弁当の写真を見せ合う“飯テロ”も流行している。

 業界大手の吉野家は9日、緊急事態宣言を受けて7都道府県の639店舗のうち90店舗で「営業時間の短縮および休業」をすると発表。その後、東京都と神奈川県からの休業要請に対して、店舗で食事を提供する時間を午前5時~午後8時に短縮し、それ以外の時間帯はテイクアウトやデリバリーで販売を続けるとした。また、一部の店舗でアルコールの販売を午後7時までとしている。アルコールの販売に制限を設けたのは、客が店内にいる時間が延び、感染リスクが高まるのを防ぐ狙いだと見られる。

 松屋を運営する松屋フーズと、ゼンショーホールディングスのすき家も緊急事態宣言を受けて、同様に一部の店舗での食事を午後8時まで、アルコールの提供を午後7時までとする方針を示した。大手が新型コロナ対策で横並びの格好になるなか、吉野家と松屋はテイクアウト限定の割引キャンペーンで火花を散らす。

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