日産、世界2万人削減視野 国内拠点再編も検討 コロナ需要減、雇用影響

 日産自動車が、採算が悪化している欧州や新興国を中心に世界で2万人を超える人員削減を視野に入れていることが22日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要減少で経営が厳しくなっているため、生産体制の縮小により立て直しを図りたい考えで、国内拠点の再編も検討。雇用面への新型コロナの影響が深刻化してきた。

 経営危機に陥った平成11年に、最高執行責任者(COO)だった前会長のカルロス・ゴーン被告が発表した経営再建計画「日産リバイバルプラン」以来の大規模な人員削減となる。自動車業界は新型コロナの蔓延(まんえん)で、世界規模での生産停止が相次ぐ。日産は以前から主力の米国市場などの販売不振が続いていたが、コロナで苦境が深まっている。

 日産は昨年7月、令和4年度までに世界14拠点で計1万2500人を削減する計画を公表した。

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