アルゼンチン政府と投資家、債務再編で交渉合意か

 アルゼンチンのメディアは3日、政府が米機関投資家などと行ってきた計約650億ドル(約6兆9千億円)に上る債務の再編交渉が原則合意に達したと報じた。通貨ペソ下落や新型コロナウイルス流行で低迷する経済のさらなる混乱は回避したもようだ。

 4月から続く交渉は両者の対立が続き、決裂も危ぶまれていた。今月4日が交渉期限だった。

 アルゼンチンは既に5月に期限を迎えた約5億ドルの利払いを実行せず、6年ぶり9回目のデフォルト(債務不履行)に陥っている。2001年末にデフォルトに陥った際には国際金融市場から締め出されたが、最終合意すればそうした懸念も解消される。

 経済紙クロニスタ(電子版)によると、両者は国債の価値を100ドル当たり約55ドルまで減じることで合意した。政府側は最終的に約53ドルを提案していたが、債権者側の多数が強硬に反対し押し切られた。(共同)

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