東芝社長の再任賛成57% 株主総会、架空取引で急落

 東芝が7月31日に開いた定時株主総会で、会社側が提案した車谷暢昭社長の取締役再任に対する賛成の割合が57・96%にとどまっていたことが4日、分かった。取締役選任を求めた12人の中で最も低く、会長兼最高経営責任者(CEO)だった昨年の99・43%から急落した。グループ会社で発覚した架空取引などを巡り、株主から厳しい目を向けられたとみられる。

 昨年は候補全員の賛成比率が99%を超えていたが、今年は取締役会議長に就任した中外製薬名誉会長の永山治氏(97・70%)を除き、いずれも90%を下回った。東芝が関東財務局に提出した臨時報告書で判明した。

 筆頭株主の投資ファンド「エフィッシモ・キャピタル・マネージメント」が提案した3人の取締役候補への賛成は37・68~43・43%だった。「3D・オポチュニティー・マスター・ファンド」が選任を求めた2候補はいずれも31・14%だった。

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