ダイキン工業の4~6月期決算は減収減益、業績予想は上方修正

 ダイキン工業は4日、令和2年4~6月期連結決算を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で市況が悪化する中、売上高が前年同期比14・6%減の5816億円、最終利益が47・5%減の331億円で減収減益となった。

 空調事業は、国内や米国、欧州地域での在宅勤務の拡大や巣ごもり需要などにより、国・地域によって、住宅用エアコンの販売が伸びるか前年並みを維持するかした。

 ただ、アジアなどを中心に都市封鎖が続き企業活動が制限され、店舗や宿泊施設向けの業務用エアコンの需要が大きく落ちて、業績全体を引き下げた。

 大阪市内で同日開いた決算会見で、同社の高橋孝一常務執行役員は「新型コロナの影響は非常に厳しいが、換気や空気の質への関心の高まりをとらえていきたい」と述べた。

 今後は固定費の削減や感染対策に伴う空気清浄機や換気へのニーズの取り込みなどをさらに強化するとして、令和3年3月期の連結業績予想を上方修正した。売上高見通しを従来予想より200億円多い2兆3500億円(前期比7・9%減)、最終利益見通しを従来予想より140億円多い1140億円(33・2%減)に引き上げた。

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