JRが追加ボーリング実施へ リニア建設予定地

 リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事に関して、JR東海が南アルプス山中の西俣ヤード(作業場)と椹島(さわらじま)ヤード(いずれも静岡市葵区)の2カ所で、追加のボーリング調査を行うことが23日、分かった。南アルプス特有の地質を調べるための調査になる。「調査が不十分」とする県の専門部会の委員からの要請に、JR側が応じた格好だ。

 西俣ヤードでは、非常口近くを垂直に400メートル掘り進め、工期は11月から来年5月までを予定する。椹島ヤードでは、導水路トンネル出口付近から断層があると想定される位置に向けて斜面を300メートル掘削し、詳細な地質を調べる。工期は今月から来年1月までの予定となっている。

 県はこの2カ所のボーリングは「これまでの工事の延長だ」と判断し、実施を容認した。

 しかし、JR東海が同時に希望した千石ヤード(葵区)でのボーリングは「木の伐採や土地の改変の範囲が大きい」などとして、認めなかった。

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