三菱重工、日の丸ジェットの夢頓挫 「ものづくり」への信頼失墜

インターネットを通じて記者会見する三菱重工業の泉沢清次社長(右)ら=30日午後

インターネットを通じて記者会見する三菱重工業の泉沢清次社長(右)ら=30日午後

 三菱重工業が30日に事業凍結を発表した国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)。日本にとってプロペラ機「YS-11」以来、半世紀ぶりとなる国産旅客機の開発で、官民挙げての一大プロジェクトだったが、安全性の不備による設計変更など誤算が続き、6度の納期延期という見通しの甘さを露呈した。デジタル化をてこにした「ものづくり大国」の復権を目指す、日本の産業界全体の信用を失墜させる事態につながりかねない。

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