ビリギャル表紙モデル・石川恋 栃木ふるさと大使に 「卒業式翌日に金髪に」

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 ベストセラー、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」(坪田信貴著)の表紙モデルになったのが、転機になった。金髪に制服。どこか、社会に対する不信感や怒りを感じさせる表情が、大きな印象を残した。

 「もうダイエットをしても無理だったし、モデルをやめようと思っていた」

 モデル事務所に入って約1年。仕事はあまりなく、「『これでだめだったらやめろ』みたいなことを事務所に言われて、最後なんだと思っていた」というオーディションに無理なダイエットで臨み、落ちた直後だった。

 肉体的にも精神的にも、“ギリギリ”の状態だったが、逆にツキを呼んだ。

 栃木市出身で、国学院栃木中学・高校を卒業。「勉強は嫌いではなかったけど、頑張っているうちに嫌になった。精神的にもつらくて…」と、中学で進学コースを辞め、高校は普通科コースに。校則が厳しく、黒髪に長いスカートの学校生活に反発するように、当時はやっていたギャルメークに関心を持った。

 「東京に出るときはすぐギャルになろうと思い、卒業式の次の日に美容院で金髪にした。リアルギャルでした」と笑う。

 指定校推薦で、武蔵野大に入学。授業とバイトの日々で、渋谷でモデル事務所にスカウトされた後も大きな仕事は来ない。「ビリギャル」後に増えたグラビアも、「自分の本意ではない写真が出ていて…」と、当時の話をすると涙ぐんだ。

 そんな中、テレビ番組で黒髪にしたことで、風向きは変わった。ブログのページビュー(PV、閲覧回数)が、60万を超えるなど大きな反響があった。苦手だったグラビアも、撮影スタッフとの信頼関係を築けるようになり、雑誌の巻頭を飾るようになった。

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