映画界にぎわす“もうひとつの戦い” 「シン・ゴジラ」vs「君の名は。」

 この夏公開され、現在も空前の大ヒットで邦画界を盛り上げる「シン・ゴジラ」と「君の名は。」。いずれも興行収入も観客動員も好調だが、この2作品、浅からぬ因縁があり、数奇な運命の糸で結ばれたライバルなのだ。

 7月29日公開の「シン・ゴジラ」は約1カ月で累計動員412万人、興行収入約60億円を記録し話題を集めたが、8月26日公開の「君の名は。」は公開10日で動員290万人、興行収入38億円を突破。最終的にはシン・ゴジラを超え、100億円も見据えている。

 ネット上で話題なのが62年前の因縁。「ゴジラの第1作は1954年に公開され、配給収入約1億5000万円でその年の日本映画8位でした。そして1位だったのが、約3億3000万円で『君の名は』第3部でした」と映画関係者。

 もちろん現在公開中の「君の名は。」は“真知子巻き”などを流行らせた「君の名は」とは別の映画だが、ネット上では「不思議な因縁」「歴史は繰り返す」との声が絶えず、「62年前に勝てなかったゴジラのリベンジなるかと、一騎打ちの行方が注目されています」と前出の映画関係者。

 「シン・ゴジラ」は「新世紀エヴァンゲリオン」で知られる庵野秀明氏が総監督を、「君の名は。」は「言の葉の庭」などで海外の映画賞を受賞している新海誠氏が監督を務めており、“ポスト宮崎駿”を意識する意見も絶えない。

 さらに「かつての2作は、終戦後の日本の姿をそれぞれの視点で描き出していた。新しい2作も、東日本大震災というかつてない災害をモチーフにそれぞれの視点で描いている」(マスコミ関係者)と、その浅からぬ関連性を指摘する声もある。

注目まとめ

    アクセスランキング

    もっと見る

    ピックアップ