実写映画「美女と野獣」、マレーシアで上映中止 ディズニー初の同性愛描写に反発

 ディズニーの実写映画「美女と野獣」(日本公開4月21日)を巡ってちょっとした騒動が起きている。この映画には同性愛者のキャラクターが登場するが、同性愛を禁じるイスラム教徒が多いマレーシアで上映が中止された。

 「美女と野獣」は1991年のディズニーアニメの実写化で、主演を「ハリーポッター」シリーズのエマ・ワトソンが演じている。本編にはゲイのキャラクターが登場し、ディズニー映画初の同性愛のシーンがある。ロイター通信によると、マレーシア政府の検閲当局が「同性愛的なシーン」を削除した上での上映を認めていた。これに対し同国で映画館を運営するTGVシネマやゴールデン・スクリーン・シネマが今月16日に予定されていた上映の延期を発表。これについて米ウォルト・ディズニーは同日、同性愛シーンの削除を拒否し、マレーシアでの公開を取りやめた。

 ディズニーは「マレーシアのために作品がカットされることはなかったし、これからもカットされることはない」との声明を発表。マレーシア国内の配給会社は決定の見直しを求めている。

 同作品を巡っては、ロシア政府が観劇の対象を16歳以上にするとの条件で上映を許可した経緯がある。

(WEB編集チーム)

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