「巡礼」世界から…アニメ聖地88カ所決定!

 アニメ作品の舞台に使われた実際の場所を訪れる「聖地巡礼」による訪日観光促進を図る一般社団法人「アニメツーリズム協会」(東京都千代田区)は26日、国内外のアニメファンからのインターネット投票などにより選ばれた85自治体と観光情報施設とを合わせた88カ所を2018年版「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」として発表した。

 大ヒット映画「君の名は。」(2016年、新海誠監督)の舞台になった岐阜県飛騨市や、「水木しげるロード」の鳥取県境港市など、作品ゆかりの自治体もしくはアニメや漫画関連施設が選ばれた。

 投票総数は約5万。日本語のほか英語、中国語(簡体字、繁体字)、タイ語、マレー語で募集。投票の半数は外国人だったという。

 この日、幕張メッセ(千葉市)で行われた発表会では、観光庁の田村明比古長官が「聖地巡礼は、もはやアニメファンだけの言葉ではない。それが世界中のファンの投票によって決まるのは、アニメ先進国のわが国ならではの画期的なこと」とあいさつ。

 聖地に選ばれた岐阜県飛騨市の都築淳也市長は「市内の古川という町には年間30万人が訪れますが、今年は聖地巡礼の方だけですでに8万人の方がおいでになっています」と「君の名は。」の驚異的な集客効果を報告。

 同協会の会長で、「機動戦士ガンダム」で知られるアニメ監督の富野由悠季さんは「自分の作品ゆかりの地が選ばれなかったので気に入らない」と会場を沸かせてから、「訪日客が集中している地域もある。アニメツーリズムにより周遊させる方策も考えなければ」と新たな課題に取り組む意欲も示した。

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