ビートたけし 21年ぶり6度目の総合司会「今さら何も怖くない」

◇「FNS27時間テレビ」(フジテレビ9月9日午後6時半)

 夏の恒例として放送されている大型特別番組「FNS27時間テレビ」で21年ぶり6度目の総合司会を務める。平成4年の放送では、同番組歴代2位の高視聴率19%をたたき出した。「今回も…」と周囲の期待は高まるが、「今はテレビ以外にもエンターテインメントがあふれている。『昔はこれで視聴率が取れた』ということが、今は通じないから難しいよね」と冷静だ。

 31年目を迎える今回のテーマは「にほんのれきし」。お笑いに特化していたこれまでの番組構成を一新。バラエティーやドラマ、スポーツ、アニメなどさまざまなジャンルで日本史を掘り下げ、幅広い年代の知的好奇心に訴求する。

 「学び」がたっぷり詰まった内容だが、進行するのはお笑い界の巨匠。

 「日本の歴史といっても、肩肘張らない番組になる」と明かす。

 例えば、偉人の意外な一面を紹介するコーナーでは、日本人の精神性を知る手がかりとして世界的なベストセラーとなった「武士道」を著した新渡戸稲造が、フランスの化学・物理学者、キュリー夫人と出会った際、「夫人が落とした鉛筆を黙って自分の物にした」というエピソードを紹介。「『武士道』を書いた人物らしくない」とコメントして笑いを誘うなど、“たけし節”を炸裂(さくれつ)させる。

 「そもそも歴史なんて、後世の人が事実を後付けで説明しているだけ。真実は分からない」というのが持論。

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