「天国の彼も聴いてくれたかな」北島三郎、青島利幸さんとの共作を大合唱

 歌手、北島三郎(81)がテレビ東京系「年忘れにっぽんの歌」の放送50回記念曲を書き下ろしたことが7日、分かった。タイトルは「にっぽんの歌」で、大みそか放送の同番組の6時間特番(後4・0)で披露される。実は元東京都知事でタレント、故青島幸男さんの長男で、先月死去した構成作家、青島利幸さんとの共作。この日、番組収録で同曲を歌った北島は「天国の彼も聴いてくれたかな」と冥福を祈った。

 ♪ハァ~ 未来の歌が 待ってましたと 幕が開く…。最初から日本中を盛り上げるようなノリノリの歌詞とメロディーが続く。この日夜、東京・台東区の東京文化会館で行われた「年忘れ-」の収録で、北島は出場歌手約50人と一体となり新曲を歌い上げた。

 「原譲二」の作曲家ネームを持つ北島が、テレ東から「記念の楽曲を作曲してほしい」と依頼されて作った曲。サンケイスポーツなどの取材に、北島は「みんなが気持ちよく歌ってくれてうれしかった。盛り上がったね」と満足そう。が、その裏には一抹の寂しさもある。

 作詞したのは、故青島幸男さんの長男で、同番組の構成作家として活躍してきた青島利幸さん。北島は歌詞をもらった後に書き加えて作曲したが、利幸さんは先月2日、肺がんのため死去してしまった。56歳の若さだった。

 北島は「お父上は知ってるけど、利幸さんは番組の裏方さんだから、実は面識がなかったんだよ」と告白。今回の曲作りも局を通したやりとりだったが、「彼が『とてもいい歌になりました』と言うのは聞いてました」としみじみ語った。

 北島が思いを込めて作り上げた同曲は、番組放送翌日の来年元日に日本クラウンから発売。1970年から毎年、夏や大みそかに放送されているテレ東系「にっぽんの歌」シリーズの主題歌として歌い継がれるという。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ