聞いてけろ!「アガスケが 地元を背負ってイグからな!」

 サングラスをかけたこわもての男性が、山形弁でラップを刻む。「MC GATA」こと山形県天童市の大江通成さん(40)だ。方言を恥ずかしがる県出身者も多い中、なまりにこだわった楽曲が人気を集めており「古里の言葉を全国区にしたい」と意気込む。

 「これからは アガスケ(生意気な人)が 地元を背負ってイグからな!」。2月に発表した「アガスケのススメ」の一節。動画投稿サイト「ユーチューブ」では、ミュージックビデオが好評だ。

 義理の弟を含む男性4人で活動し、宮城県や福島県の音楽祭に出演してきた。いかつい見た目とは裏腹に、年齢ゆえか1曲終えるとへとへとになる。

 20代後半で筋肉が硬直し痛む「線維筋痛症」を患い、コップすら持てなくなった。体調が回復した後、友人の結婚式などで余興をして回った。5年ほど前に地元ラジオの番組で山形弁ラッパーに扮し、歌入りのネタを披露すると「意外で面白い」と評判に。山形にちなんだ「MC GATA」を名乗り2015年にデビューした。

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