船越英一郎、深水三章さんをしのぶ「男の悲哀を背負った演技はピカ一」

 虚血性心不全のため昨年12月30日に急死した俳優、深水三章(しんすい・さんしょう、本名=ふかみ・みつあき)さんを送る会が15日、東京・新宿区の京王プラザホテルで開かれ、船越英一郎(57)ら俳優仲間や芸能界関係者約300人が故人をしのんだ。

 船越は「高校時代から憧れて深水さんの劇団を通じて世話になり、何度もドラマで共演させていただいた。哀愁を帯びたダンディズムを演じたら、右に出る人はいませんでした。僕にとっては灯台のような人でした」と後輩を代表してあいさつ。報道陣にも対応し「男の悲哀を背負った演技はピカ一でした」などと涙をこらえて語った。

 また、佐藤B作(63)は「深水さんの所属劇団とよく野球をやった。深水さんはサードで4番、打てばホームラン。長嶋茂雄選手のように格好よかった。ゴルフをやれば、すぐに40台。この中の女性何人とお付き合いしていたのか…」と笑いを取りつつ、涙ぐんだ。

 深水さんは死去前日の昨年12月29日、脚本家ら業界関係者との忘年会に参加。2次会にも出席し、午後11時ごろまで飲んだ後、翌30日早朝に東京都内の自宅前の道路で倒れていたところを発見された。葬儀・告別式はすでに近親者で行われた。送る会の出席者は一様に「あんなに元気だったのに…」と今だに信じられない様子だった。

 深水さんは熊本県出身。主に脇役として活躍した。出演作に映画「楢山節考」「うなぎ」、NHKドラマ「阿修羅のごとく」など。2月3日公開の映画「羊の木」にも出演している。送る会には他に、布施博(59)、宇梶剛士(55)、平泉成(73)らが出席した。

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