大杉漣さん死去 コワモテ俳優は芸能界随一の「猫好き」

 テレビの中ではコワモテだけど、実際に会うと優しく、親しみやすい。21日に66歳で急逝した大杉漣(おおすぎ・れん)さんは、まさにそういう俳優だった。記者会見でもインタビュー取材でも、いつも柔和な笑顔を浮かべていた。「一緒に仕事すると、みんな大杉さんのファンになるんですよ」。ドラマ関係者が声をそろえる。

 芸能界随一の「猫好き」としても知られた。「もともとは犬派一辺倒だったんですけどね。『ネコナデ』に出演してからは、すっかり猫にメロメロです」。昨年3月にインタビューした際、猫好きになった経緯を大杉さんはうれしそうに教えてくれた。

 「ネコナデ」は、子猫との交流を描いた2008年公開の映画。同作で主演を務めた大杉さんは、収録を重ねるにつれ、“共演者”の子猫、トラに情が移ってしまったという。

 「クランクアップのとき、トラが僕の顔をじっと見るんですよ。そうしたらね、涙がポロポロ出てきちゃって…。『この子を譲ってください』と、動物プロダクションの方と家族に頼み込んだんです」

 以後、大杉さんは自他共に認める「猫好き俳優」として知られるようになった。大杉さんの公式ブログ「大杉漣の風トラ便り」では、事あるごとにトラの記事をアップ。「『かわいい』を百回言っても、いい足りません」と書くなど、熱愛ぶりがほほえましかった。

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