たけし生放送で泣いた、大杉漣さんを「俺が生かして俺が殺した…」

 タレント、ビートたけし(71)が24日、TBS系情報番組に生出演し、21日に急性心不全で亡くなった俳優、大杉漣さん(享年66)を追悼した。自身が監督を務めた映画「ソナチネ」をきっかけに大ブレークした名優の悲報に落胆。昨年10月公開の監督映画「アウトレイジ 最終章」でも起用した大杉さんが劇中で亡くなる役を演じたことに触れ、「俺が生かして俺が殺したみたいな、妙な気になった」と顔をゆがめて涙を流した。

 めったに人前で泣いたことがないたけしが、大杉さんの死に涙をこらえきれなかった。

 この日放送の「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・0)に黒いスーツ姿で登場し、15分間名優を追悼。昨年のバラエティーで故人とキャッチボールをした映像などが流れると何度も目頭を押さえた。VTRが明けると、訃報について沈痛な表情で初めて口を開いた。

 大杉さんは長い下積み時代を経験し、42歳だった1993年に北野映画「ソナチネ」で演じた暴力団幹部役で一躍脚光を浴びた。同映画のオーディションで約1時間遅刻してきた大杉さんを抜てきしたのがたけしで「『ソナチネ』で受からなかったら、『実家(徳島)に帰ってサラリーマンになります』って言ってて、最後のオーディションに遅れちゃって。勘だけど、この人を使うべきだと思った」と述懐。以降、「HANA-BI」(98年)や「アウトレイジ」シリーズなど、北野組の常連となった名脇役を偲んだ。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ