おきて破り!? 大河ドラマはなぜ明智光秀を選んだか 本郷和人・東大教授が読み解く人選の理由

石田三成も大河有力?

 本郷教授は「もうひとつ挙げると、ついに掟破りをするのかな、ということですね」と続ける。

 「歴史好きはよく、次の大河の主人公は誰か、なんて賭けをやるんですが、明智光秀と石田三成の2人に賭ける人はあまりいなかった。この2人はやはり永遠の敵役で、主人公にはしないのでは、という何となくの了解があったから。常にナンバー2とか3くらいの位置で、ストーリーを回す人と考えられていたのに、それを主役に持ってくるという判断を今回した。それだけ大河ドラマが追い詰められているんだろうな、という感じを受けましたね」

 幹事長の立場にありながら党総裁を裏切った政治家が“平成の明智光秀”というあだ名を付けられた例もある。謀反人の代名詞的存在だが、同時に知名度のみで評価すれば、あまたいる戦国武将の中でも抜群の存在であると言える。

 「それを5年先、10年先の候補として検討するとかではなく、すぐ先の回でやっちゃう。しかも『シン・ゴジラ』の主演で大ヒットした長谷川博己(ひろき)さんという旬の俳優を使って。とにかく、視聴率が取れそうなところからガンガン行く、という方向性が感じられた。そういうことになると、石田三成もそろそろ来るのかもしれませんね。奥さん1人だし」

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