チェッカーズに拒否された『ギザギザハートの子守歌』紅白見ながら「俺たち、売れますか」

 【「少女A」作曲家激白 ヒット曲舞台裏】

 「少女A」とともに芹澤廣明のキャリアとして記憶に残るのは、チェッカーズとの作品だろう。

 「初めて彼らに会ったときは、田舎から出てきた男の子たちって感じでしたよ。ただ、そのとき僕が持っていた曲には、ぴったりだなと思いましたけどね」

 その曲が「ギザギザハートの子守歌」だ。

 「伝統的な七五調の歌だよね。あれは詞が先にあったの。康珍化(かん・ちんふぁ)が真田広之のために書いた詞だったんです。でも、没になってね。で、僕が預かっていたんです。仲間とか青春とか、そういった感じがチェッカーズにはぴったりだなと」

 チェッカーズのメンバーも最初は、この曲を拒否したという。

 「強烈に嫌がっていたよ。泣いてたもの。『嫌なら故郷に帰れ』って言ったら、一晩か二晩考えたんだろうね。マネジャーから連絡があって、やっぱりやりますと。そのときに『売れますか』って聞くもんだから、『売れるかは分からないけど、やらないと始まらない』と言ったんですよ」

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