映画「未来のミライ」は「バケモノの子」を超えるのか?

 公開が近づいた「未来のミライ」は、夏休み映画の台風の目だ。細田守監督(50)のアニメーション作品だが、大ヒットを記録した前作「バケモノの子」(平成27年)の興行成績を塗り替えるか注目されるなど話題豊富だ。キーワードは3つ。「成績」「世界」「家族」だ。

成績

 「目玉の一つが皆さんご存じ、大人気の細田守監督の最新作『未来のミライ』です」

 東宝の市川南常務が昨年暮れ、30年公開作品を紹介する記者会見で力を込めて紹介したのが「未来のミライ」だった。

 この映画に対する「映画ファンの最大の関心事は、『バケモノの子』が記録した成績をどれぐらい上回るのかです」と話すのは、映画ジャーナリストの大高宏雄さんだ。

 「『サマーウォーズ』(16億5000万円)、『おおかみこどもの雨と雪』(42億円)、『バケモノの子』(58億5000万円)…。細田監督はホップ、ステップ、ジャンプと“成長”してきました。こんな順調なアニメーション監督は珍しい。映画ファンは、新作の興行成績を気にせずにはいられません」

 東宝宣伝部のまとめでは、「未来のミライ」は今のところ、前作「バケモノの子」(27年7月11日公開、全国356館・458スクリーン)、前々作「おおかみこどもの雨と雪」(24年7月21日公開、全国333館・381スクリーン)と同規模の上映館数で公開される見込みだという。350館以上というところか。

 また、「おおかみこどもの雨と雪」と「バケモノの子」は、どちらも上映期間4カ月間だったが、動員数は「おおかみ」の344万人に対して「バケモノ」は459万人と積み上げている。

 「未来」が、前作、前々作と同規模での公開なら500万人突破も視野に入り、興行収入は「バケモノ」を確実に超えてきそうだ。

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