是枝監督ד仏の至宝”ドヌーヴ、最新作で母と娘描く!構想15年

 映画「万引き家族」で「第71回カンヌ国際映画祭」の最高賞パルムドールを獲得した是枝裕和監督(56)の最新作が、フランスの大女優、カトリーヌ・ドヌーヴ(74)主演で製作されることが15日、分かった。日仏合作で、仏題は「ラ・ヴェリテ(仮)」(邦題未定、来年公開)。全編フランスロケを敢行し、ドヌーヴと母娘を演じる仏女優、ジュリエット・ビノシュ(54)ら国際的スターが是枝作品に大集結する。

 5月のパルムドール獲得から約2カ月。世界が待ちわびた是枝監督の最新作がベールを脱いだ。

 長編15作目のタイトルは、仏語で「真実」を意味する「ラ・ヴェリテ」。15年前、同監督が「役者の存在とは?」という疑問から劇場の楽屋のみを舞台に書き始めた戯曲から誕生した。そんな渾身作の“転機”となったのは、親交があったビノシュが2011年に来日した際の対談。「将来、一緒に映画を」と意気投合し、温めていた戯曲をフランスの民家などを舞台にした脚本にまとめ、スター女優の母と、その才能に嫉妬して同じ道に進まなかった娘の葛藤など愛憎を描く「ラ・ヴェリテ」に結実した。

 是枝監督が初めて欧州の役者を主演に据える意欲作を任されたのがドヌーヴ。1964年の主演ミュージカル映画でパルムドールを獲った「シェルブールの雨傘」などで知られ、今年の世界文化賞で演劇・映像部門を受賞した世界的大女優だ。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ