「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」12月公開 30分の新規シーン追加

 平成28年11月12日の劇場公開以来、600日以上途切れることなく上映が続いている長編アニメーション映画「この世界の片隅に」(片渕須直監督)について、約30分の新規シーンを追加した別バージョン「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が12月から公開される。配給会社の東京テアトルが26日、発表した。

 「この世界の片隅に」は、漫画家、こうの史代さんの同名漫画が原作。第2次世界大戦中の広島・呉を舞台に、食糧難や空襲など苦しい生活に見舞われながらも、前を向いてしなやかに生きる女性、すず(声・のんさん)の日常を描く。

 当初、同作は63館での公開にとどまったが、ファンの口コミで徐々に人気が高まり、全国の映画館で上映が拡大。配給会社によると、今年7月26日までに動員約200万人、興収約26億円を記録する大ヒット映画となった。キネマ旬報ベスト・テンで日本映画ベストワンと監督賞、日本アカデミー最優秀アニメーション作品賞を受賞した。

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