「詩季織々」10年来の夢を実現 中国の監督が日本のアニメ会社とタッグ

 「内容的にはテレビで放送できるかどうかという作品だったが、ギャグを駆使してくぐり抜けていた。テレビ局から依頼される子供向けのアニメはつまらないものが多いが、もし最初にそういう作品にかかわっていたら、今まで続けてきたかどうかわかりません」

 やがて29歳で自分のアニメスタジオを上海に設立。インターネットテレビ向けのシリーズなどを手がけ、中国のアニメ業界の先頭を走る存在となる。その一方で、学生時代に「秒速5センチメートル」と出合って以来、いつかは一緒に作りたいと思っていたCWFにラブコールを送り続けた。

 「まだ中国のアニメ産業は始まったばかりで、アニメーターは技術も表現力もレベルが低い。今回の『詩季織々』に参加することによって、中国のアニメ界にもどんどん人材が増えることを願っている。そしていつかはこういう作品を、中国のアニメーターが自分たちで作るようになればうれしいですね」と、満足そうな笑顔を見せる。

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