興味深い滝沢秀明の決断 希代のスターが新スターを育てる 芸能ショナイ業務話

 歌手、安室奈美恵(40)が16日に引退する。歌姫のラストデーが迫る中、人気デュオ、タッキー&翼が10日に解散し、滝沢秀明(36)の年内引退と今井翼(36)の所属事務所からの退社が発表された。

 今井はメニエール病の治療に専念した上で芸能活動を継続するというが、滝沢は裏方に転向して後進の育成やプロデュース業に挑戦する。滝沢はジャニーズJr.の黄金期を築き、若くして連ドラに主演するなど大車輪の活躍をし、近年の主戦場とする舞台ではまだまだ挑み続けられたはずの代表作「滝沢歌舞伎」を残しての決断だ。

 名選手が必ずしも名監督になるわけではなく、ビジネスならプレイヤーとしてのスキルがマネジメントのスキルと一致するとは限らない。しかし、人気と実力を兼ね備え、人望が厚い滝沢が裏方になって後進をどう育てていくのか、とても興味深い。希代のスターが新しいスターを育てるというのは、夢がある。

 平成が終わりに差し掛かり、平成のスターが相次いで表舞台から去っていく。30代の記者個人的には、子供向けの娯楽から音楽やドラマに興味が移り始めた小学生のころ、周りが最初に夢中になった芸能人の中に安室や滝沢がいた。

 あのころのあこがれのお兄さんやお姉さんの引退に、時代がまた一つ終わるのだ、と改めて実感させられた。(R)

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