人気アニメとコラボ 滋賀・湖南市の広報誌に反響

 滋賀県湖南市が発行した人気アニメのキャラクターを使った広報誌が大きな反響を呼んでいる。配置場所の商業施設から追加発注が舞い込むほどの人気で、市の担当者は「なかなか手に取ってもらえなかった若い層にも広報誌を知ってもらうことができ、市のPRにもつながった」と喜んでいる。

 湖南市の広報誌「広報こなん」は毎月約2万2千部製作され、新聞折り込みのほか、商業施設や公共施設などに配布されている。

 使われたのは、人気アニメ「はたらく細胞」のキャラクター。同アニメは赤血球や白血球など、体内の細胞を擬人化したキャラクターの活躍を描いている。

 市は今年7月に健康増進活動に生かそうと、同アニメの製作会社「アニプレックス」と提携した。広報こなんの9月号で10月に市内で開くがん検診の告知のため、表紙に同アニメに登場するキャラクター「キラーT細胞」を“登用”。「がん検診を受けよう!」と吹き出しを付けて目を引く作りにし、ページ内にもキャラクターを登場させた。

 すると、普段100部ほどを配布している大型商業施設から「半月ほどでなくなったため、追加してほしい」との要請があり、200部を提供した。市役所の配置分も補充が追い付かない状況で、インターネット上でも話題を呼び、「湖南市羨(うらや)ましいなー」などの投稿も広がっているという。

 はたらく細胞とのコラボレーション計画を考案したのは、アニメ好きという谷畑英吾市長。“売り切れ”続出の人気ぶりに「市外の人たちにも市をアピールでき、若い世代が政治に関心をもってもらえるきっかけになった」と満足げだ。

 9月号に続き、10月号も別のキャラクターが表紙を飾り、10月21日に市保健センターで開かれた健康増進イベント「健康まつり」ではキャラクターがデザインされた絆創膏が配られた。

 広報こなんはインターネットでも閲覧できる。問い合わせは同市秘書広報課((電)0748・71・2300)。

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