小澤征爾さん、いすに座って指揮 両陛下ご臨席の公演 

 世界的な指揮者の小澤征爾さん(83)=写真=が5日、天皇、皇后両陛下ご臨席のもと、東京都港区のサントリーホールで「サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)」を指揮した。

 小澤さんは8月に軽度の胸椎圧迫骨折と診断され静養していたが、この日は独生まれのバイオリニスト、アンネ=ゾフィー・ムターさんと共演して順調な回復具合を見せた。

 小澤さんは最後の演目、サンサーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」で登場。いすに座りながら約10分間、オーケストラを率い、白熱した演奏を繰り広げた。

 独の名門レコードレーベル、ドイツ・グラモフォンの創立120周年記念コンサート。SKOは毎夏、小澤さんが総監督を務める音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル」に出演しているオーケストラで、世界でも高い評価を受けている。小澤さんとムターさんはオーストリアの指揮者、カラヤンに才能を認められた音楽家で、過去に2人が共演した音源を入れた「ドイツ・グラモフォン録音集」も5日に発売されたばかりだ。

 この日は、小澤さんの指揮で、仏の作曲家、サンサーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」を演奏。息のあった共演が約1900人の聴衆を魅了した。

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