新井浩文容疑者を送検、被害者と初対面も「好みの女性だった」と供述

 東京・世田谷区の自宅で昨年7月、派遣型マッサージ店の30代女性従業員に乱暴したとして、強制性交の疑いで逮捕された俳優、新井浩文(本名・朴慶培=パク・キョンベ)容疑者(40)が警視庁捜査1課の調べに対し、「好みの女性だった」などと供述していることが2日、分かった。事件当日、新井容疑者が性的サービスを伴わない同店を利用するのは4回目で、被害女性とは初対面。この日、新井容疑者は送検され、同課は犯行の動機などを慎重に調べている。

 周辺はジョギングコースとしても有名な警視庁本部前。冬晴れの土曜、心地よい汗をかく一般ランナーも物々しい雰囲気に思わず足を止めた。

 2日午後0時45分。約100人の報道陣が集まる中、グレーのスエット姿の新井容疑者を乗せたワンボックスカーが送検のため出発した。2列目後部の座席に座った無精ひげの演技派俳優は、うつろなまなざしで金網越しに前を見据えていた。

 逮捕容疑は昨年7月1日午前2時ごろ、東京・世田谷区の自宅で派遣型マッサージ店の30代女性従業員に頭を押さえつけるなどの暴行を加え、乱暴した疑い。今月1日に強制性交の疑いで逮捕された。

 有名俳優の性犯罪だけに、捜査1課は犯行の動機や経緯を慎重に取り調べ。捜査関係者によると、同容疑者は被害者と初対面で「好みの女性だった」と供述している。

 当時、新井容疑者は1人で飲酒しており、部屋を暗くしていたことも判明。被害者も「(新井容疑者の)顔はよく見えなかった」と説明しており、同課は、新井容疑者が俳優と気づかれないようにした上で犯行に及んだとみて調べている。

 同課によると、新井容疑者はこのマッサージ店を昨年3月から利用。事件当日が4回目だった。事件以前に対応したほかの女性従業員からは被害の訴えはない。

 新井容疑者はツイッターを開設しており、犯行後の昨年7月1日午後には漫画誌を楽しんでいたのか「暑い中でも少年ジャンプ」などと通常どおり、つぶやいていた。

 また、これまでの調べに「(女性の)頭をおさえつけていない」と一部否認。所属事務所は逮捕された1日夜、公式HPで「このような事態となりましたことは誠に遺憾」などと謝罪文を掲載。新井容疑者のアーティスト写真は掲載されているが、プロフィルは2日に削除。事務所を解雇される可能性もある。

 新井容疑者は逮捕前の今年1月下旬、北海道でドラマの撮影に入ったが、クランクインの3日後に突然、制作自体の中止が決定している。当時、キャストには「予算の都合」などと説明していたが、今回の逮捕を受け、ある関係者は「捜査1課による内偵捜査が影響したのでは」と推測していた。

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