京都アニメ火災 熱心なファン多く 今後の制作に懸念も

 18日午前に京都市伏見区のスタジオで火災が発生したアニメ制作会社「京都アニメーション」(本社・京都府宇治市)は、「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」などの人気アニメを次々と発表することから熱心なファンが多く、「京アニ」の愛称で親しまれていた。

 同社は昭和56年創業。美しい映像と、登場人物の感情の機微を丁寧にすくいとる作風が人気を集め、テレビアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた」、「けいおん!」が若者を中心に大ヒット。近年は「聲(こえ)の形」や「リズと青い鳥」などアニメ映画も多く制作し、出版事業や制作スタッフの養成なども手掛けていた。

 宇治市内の高校の吹奏楽部をテーマにした「響け!ユーフォニアム」など、近年は地元・京都を舞台としたアニメも制作。人気作にも京都市内の背景がさりげなく使われていることから、本社やスタジオ周辺を含め、「聖地巡礼」と称して全国各地からファンが集まっていた。

 京都アニメーションによると、燃えたのはアニメ制作の現場の第1スタジオ。同社は来年公開予定の「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」などを制作しており、今回の火災を受け、制作への影響も懸念される。

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