吉本会見詳報(12)社長責任「とにかく果たし続ける」

 --社長責任は果たせているか

 岡本昭彦社長「100%果たせているかはわからないが、とにかく果たし続けなければならないと思っている」

 --なぜ100%ではないのか

 「まだ理解を得られていないという声もあることも事実ですし、今日の1回ということでなく、どこまで伝え続けられるかということだと思います」

 --信頼を取り戻すことができると考えているか

 「それはやらなければならないし、やりきる」

 藤原寛副社長「僕ら真剣にタレントと向き合わないといけないと思っているし、向き合っていきます」

 --今朝の情報番組内で、加藤浩次さんが態勢が変わらなければ辞めると言っている。実際、減俸50%ではあるけれど、態勢は変わらないわけですが

 岡本社長「加藤君の場合は、この会見を受けてミーティングの場を設定させてもらっているので、そこからの話ということです。僕らとしてはまず話をしていくというところからやりにいくということです」

 --普通に考えて会社批判だと思いますが

 「まずはきちんと話して、直接話をしてからだと思います。意志を確認してということも含めて」

 --ミーティングは朝の情報番組を受けてですか

 「そういうことです」

 --「在京5社と在阪5社は株主だから大丈夫」という発言があったようだ。それらのテレビ局が宮迫博之さんの会見を流すときに、その部分がカットされた。それについて

 広報担当者「ご質問は何度か出ているようですから、後で僕が説明します」

 《重複の質問が多くなったため、会見が打ち切られようとしたが、記者から「質問が続く限り、答えるといったはず」と反論があり、会見は継続》

 --社長の「自分自身が情けなくなった」という情緒的な理由で、契約解除を撤回したようだが、そもそも契約解除は悪いことをしたからなはず

 岡本社長「これから彼らが、分かった分かりましたということがあって初めてテーブルにつける話なので、一回撤回をして、まずテーブルにつける環境を会社として用意したいということです」

 --気分次第で処分が変更になっているようだが、岡本社長でしかできないこととは何なのか

 「まあ、今一度、寄り添ってできることを全力で頑張るということにおいて、一番頑張らなければならないので、今の状況を変えに行くためにやりにいくということです」

 --岡本さんでしかできないということは何かありますか

 「みんなに後で聞いておきます」

 《記者から小さな笑いが起きる》

 --芸人たちと共同確認書を結ぶことで、なぜ反社会的勢力を退けられるのか

 法務担当者「コンプライアンスについての内容となっている。法的な拘束力があるもので、読み上げます」

 《「タレントは反社会的勢力とは交流せず、社会的に非難される関係とならないよう私生活上も注意して行動する」など、共同確認書の内容について読み上げられた》

 --若手芸人らに対する金銭サポートの制度は考えているのか

 岡本社長「制度というよりは彼らが仕事できる環境をどれだけ整えるかというように思っています。一方で、雇用ということは会社員とかそういうわけではないので、ただプレイングマネジャーのように、客前に出て裏方もするというような働き方についても、芸人さんたちと話をしているところです」

 --大崎会長が経済紙のインタビューで「謹慎中の芸人で生活が苦しい方は、会社がフォローする」とのことだったが、何かしているのか

 藤原副社長「芸人さんたちにヒアリングして、会社が生活に足りない部分を補填(ほてん)して、また仕事をたくさんやってもらって返していくと考えています。今月末に実施していくことを考えている。被害者についても支援できることを考えている」

 --共同確認書でSNSの発信を制限する内容があったと思うが

 法務担当者「とくに制限を入れておりません。注意しましょうという内容だけです」=(13)に続く

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